3月 福島県から三重県に避難して来たときに、三重大学病院で体の放射線値を計測したときの数値がこの写真です。
これは、長男(12才)のもの。
避難当初から、県営住宅の近くにあるお医者さんに健康状態を相談していたところ、とても親身になって話を聞いてくださりいろいろとアドバイスを頂いています。
先日、子供たちが熱を出したり、風邪をひいたりで病院に伺ったら、『夏休みになったら、お兄ちゃんの甲状腺のエコーを撮りませんか?』と言われました。
いわゆる、『内部被ばく』が心配なようです。
長男は、3月16,17日に私とパパと福島県福島市の旅館に避難して居る時、食糧を調達するため雪が降る外を数時間歩きまわりました。
ガソリンが残り少なかったため、徒歩で数キロ先のスーパー、コンビニなどを歩き回ったのです。
そういえばスーパーでは、店内放送で、外の行列に並んでいる時、雨や雪に当たらないように、と放送していたっけ。ドラッグストアでは、マスクも配っていたっけ・・・
今思い起こせば、あの時福島市は、かなりの量の放射能が降り注いでいたのです。
そうとも知らず、外を歩き回っていた私たち。
どのくらい内部被曝しているんだろう・・・・・。
お医者さんによると、家族全員の甲状腺エコー検査と血液検査をしましょうとのこと。
血液検査では、白血球の低下などが分かるそう。
少しでも不安をなくすために、やれることは全部しましょうという先生の言葉に感謝の気持ちでいっぱいです。
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