3か月ぶりのブログ。近況報告です。

私たち家族は今、福島県郡山市に住んでいます。

夏休みが終わる、9月直前に三重県から福島県へ引っ越してきたのです。

もちろん、放射能の不安はあったものの、家族みんなで住みたいという願いから、いろいろ悩んだ末この形をとりました。

長男、長女は、郡山市内にある（間借りをしている）川内中学校、小学校へ通学しています。顔なじみの同級生や先生方がたくさんいるので不安もなく、毎日楽しく学校生活を送っています。

そして、チビちゃん二人（4才、３才）は、毎日私と遊んでいます・・・。

と、いっても全く外で遊べないので毎日をどう過ごそうかと大変です。

室内遊具があるお店に行ってみたり、市内の子育て支援の活動に参加をしたり。

やはり、外で思いっきり遊んで発散できないというのは体も心にも何か影響が出るのではないかと心配しています。

郡山市に来て約二カ月間が経ちますが、保育園や幼稚園にも行かない小さい子供たちが遊ぶ場所がこんな大きな市なのにあまりないということに苛立ちを感じます。

最近になってやっと公園の除染が始まってきたので、外遊びも少し出来るかもしれないと思っていますが、冬はもう目前です。

新しい土地での冬を過ごすことの不安も少し出てきました。

来年４月からは、川内村での小中学校を再開すると聞いていますので、今後の子供たちのこともどうなっていくのか心配です。

我が家は、旦那様の職場が川内村なのできっと村に戻ることになるかと思いますが、その生活も今後不便な生活になっていくのだろうと思うと不安でたまりません。

とにかく、現在の郡山市の生活は、チビ二人の保育に追われ、あっという間に過ぎていきます。毎日がいっぱいいっぱいでまだ余裕がある生活にはなっていません。

川内村に戻ったら、またお菓子を作ったり、パンを焼いたり出来る生活に戻れるのか・・・・。

まだまだそんなことをしたいと思う気分になれない自分が悲しいです。

でも、もう元には戻れないのが現実。

それを受け入れて今後の生活をうまくやっていきたい、頑張ろうと思う気持ちを持とう！と奮い立たせています。

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Danony店長さま　　先日お便りをブログに頂いてうれしかったです。　何の余裕もない毎日でしたが文章を書くという楽しみを思い出しました。　ちょっとずつでも、子供たちのこと、郡山市での生活のこと発信していきたいと思います。　思い出させてくれてありがとうございます！！

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Comments

[投稿情報: meimei]

『フクシマからの手紙』拝読しました。
夏休みの時にダノニー社長からぜひ読んでみてと言われてすぐ読みました。
読んでいる途中にいつの間にか涙が流れていて,まるで自分の心の叫びが描かれているようでした。
自分たちが急に被災者、避難者といわれるぎこちなさや,哀れに思われたりする状況に、だんだんと違和感が湧き落ち着かない状況になっていました。
今まで味わったことのない感情が出てき戸惑ったり、不安になりすぎたり・・・。

私の生涯で最大の危機だったような気がします。

店長さんもふるさと川内村へ早く帰ってこられるといいですね。
またダノニー皆さんの笑顔が見られるように待っていますね。

[投稿情報: カフェ店長]

大変なときに、ありがとうございます。
川内村の人が、今、どのように暮らしているのか、どんなことを考え、悩み、未来へ希望をつないでいるのか、多くの方に知っていただくことも大切だと思っています。
ダノニーは閉店ではなく、長期のお休み中。帰るために、がんばります。