あっという間に新しい年、一月が終わろうとしています。
新年になったにもかかわらず、すっきりとしない気持ちが残っているのは私だけではないはずだと思います。
故郷から離れたお正月というのは、なかなか落ち着かないものでした。
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昨年末、郡山市に東北一の広さといわれる屋内遊具施設『PEP KIDS koriyama』が完成しました。
私たち家族も、新年になってから遊びにいってみました。
土日はすごい人で整理券があっという間になくなると聞いたので、いつも平日に遊びに行っています!
うちのチビちゃん二人は、最近は慢性の運動不足なのでここで思いっきり体を動かして遊んでもらいたいと思いました。
三輪車のコース、安全なトランポリン、走り回れるサーキットコース、巨大なボールプールそして大きな砂場などなど。
90分で交代制なので、時間が足りないくらいです。
チビちゃん二人が一番気に入ったのは、やはり砂場。
半年も砂をいじれなかったんですもの・・・。
砂場で砂をいじり始めたら、もう止められません。頭から足まで砂だらけになりながら黙々と砂で遊んでいました。
その姿を見ていたら、『あぁ~、やっぱり砂遊びしたかったんだな~、我慢させてたんだな~』と思いました。
子供らしく遊ぶ姿を久しぶりに見たような気がしました。
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川内村では、4月からは村に戻るという『帰村宣言』を出しました。
私たち家族も、4月までには村に戻る予定でいます。
『早く川内村へ帰りたい』
その思いは、どんどん今も膨らんでいます。
昨年から教育委員会の主催の保護者説明会が数回行われています。
明日も行われる予定ですが、村に戻ると決めかねている人がほとんどのようです。
私は郡山市にいるよりは、ここよりも低い放射線量の川内村にいるほうが安全だと思います。
除染したお陰で学校はとても線量が低いそうです。2月からは子供のいる家庭も除染すると聞いています。
外で少しも遊ぶことのできない郡山にいるなら、低線量ではありますが散歩くらい出来る川内で子育てをしたいのです。
避難生活に疲れ、すべてが立ち止りそうになる時もあります。
でも、立ち止まるわけにはいきません。
少しずつでも先に歩いていかなければ・・・・。
4月まであと2カ月。
春が来るのを待ちわびています。
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