3月30日から二泊三日で、三男と私とでまた入院してきました。
三男は、低位鎖肛(ていいさこう)といって、本来肛門があるべき場所に肛門がなく、小さな穴が開いていたという病気。先月に本来の肛門を作る手術を受けました。
今回の治療は、手術した肛門が小さくならないように金属の棒を入れる処置(縫合したところが多少縮むそうです)を私が習得するためです。この処置を「肛門ブジー」といいます。
このブジー、ただ肛門に入れるだけではなく、ちょっとコツがいるため、小児外科の先生からよーくやり方を教わって帰らなくてはなりません。
毎日、朝晩、このブジーを行い、排便の訓練も兼ねて、浣腸もします。
この後、何ヶ月もこの処置を続けなくてはいけないのです・・・・・。
直腸の奇形はなかったため、かなり奥まで金属を入れる必要はないそうですが、三男はこの処置が大嫌い。
処置室のベッドに寝かせただけで、ギャーギャーと大泣きでした(T_T)
その泣きっぷりといったら、かなり離れた病室まで泣き声が聞こえるくらい。
同じ部屋に入院している子のママから、『いっぱい泣いてたね~』と言われちゃいました。
確かに、手術したところに金属の棒を入れられるのだから、やっぱり痛いんだろうね~。
三男は何も話せないからわからないけど、あの泣き声を聞くとかわいそうでいられません。
でも、これから数ヶ月はこの処置をし続けるのですから、そのうち慣れてくれるといいのですが・・・・。
今回、嫌なことばかりではありませんでした。
ブジーが始まると、ご飯も食べられるようになったのです。
約半月ぶりくらいの離乳食だったので、また一からやり直しです。
病院での離乳食はおかゆ、野菜スープ、果汁のメニューでした。
ご飯が大好きな三男は、おかゆをおいしそうに半分も食べました(^_^)
退院したら、離乳食も今までのように食べていいとのお許しが出たので、一安心です!!
今日も、家での離乳食をペロリと全部食べてくれました。
ご飯を食べて、きちんと排便をして・・・。
当たり前に出来ることが、普通に出来ないのはとても苦しいものです。
これからの治療で少しずつ良くなっていくことでしょう。
それまで、このなが~い治療を頑張っていきます!!